■ 坊ちゃまの日常 1 ■


週末の金曜日。

何気ない7日毎に訪れる週末。



坊ちゃんは、この日を楽しみにしている。



「今日は、誰が来るのかなぁ~?」



日替わりで、坊ちゃんのお世話をする、
メイドのお姉さんが変わる。

そして、金曜日のメイドお姉さんは・・・・・・・・

朝から、翌朝まで24時間、坊ちゃんのお世話係り。

週末は、色々なイベントや社交界でのパーティーで、
父も母も、年頃の姉様たちもいない。

屋敷には、メイドのお姉さん達と、
坊ちゃんだけなのである。


特に、緊急事態が無ければ、
生活圏に出入りしているのは、
メイドさんだけなのである。




「失礼します。おはようございます。坊ちゃま」
そう言って、部屋に入ってきたのは、
メイドのマリアだった。




「今日は、マリアちゃんが、僕の担当なんだね」
坊ちゃんは、にこやかに言った。


「はい。私が今日、週末担当です。」
マリアは、にっこりと微笑みながら、僕を見ている。


マリアは、
「今日は、外出のご予定は、無かったですわね?」
「ちょっと、残念でしたか?」


そういいながら、坊ちゃんに近づいていくと、
坊ちゃんの目の前で
床に座り、メイド服のポケットから、
するするするっと、黒い布を
取り出すと、マリアは自分の膝の上に、それを置いた。




黒い、シルクサテンの長手袋。




「坊ちゃま。お昼は、これを着けますね」




そう言うと、マリアはゆっくりと、
坊ちゃんの目の前で
右手側からその細くて白い素手を
黒シルクサテンの手袋の中に、
滑り込ませていく。

右手から左手にも、手袋に手を入れて、
馴染ませていく。


手のひらを、ゆっくり開いて閉じてを
数回繰り返し、手に馴染ませ
最後に、手袋の端をグイッと引っ張り、
肘上まで持ち上げる。














その仕草をみて、坊ちゃまは少し、ほほを赤らめている。




マリアは、その姿を見て萌えている。
(か・・・かわいいっ・・・・・・っ)





「私のこの手が欲しくなったら、いつでも、言って下さいね。」




坊ちゃんは、
突然、マリアに抱きつくと、耳元で


「いまから・・・いい?」と
マリアの耳元で小声でささやいた。



((キュンっ!て来ちゃったぁ~))

「まぁっ! 坊ちゃま。」
「がまんされていたのですね」











「それでは、ベットに横になって下さい」


僕は、言われるままに
ベットの上で仰向けになった












「坊ちゃま」




「お目め。つむりましょう」







「おまかせでよろしいですね」
















マリアは、僕の頬に
黒のシルクサテンの手袋の両手を充て
ゆっくりと、頬をなで始める





ほほから、首筋へゆっくりと下りてくる
細くて長い指先が、耳の横に触れる













ゾワッと鳥肌が立つような刺激


僕のシャツのボタンを、外していく


上半身が露わになる



黒手袋の指先が、首筋から肩へ
身体の線をなぞるように、両手の指先が
肌を刺激する


すべすべした生地の感触が伝わってくる

((あっ・・・気持ち・・・・いいっ))


すべすべした、サテン生地の触感が
肩から。ゆっくりと胸元へ下りてくる


両手の指先だけが、肌をなでる


胸元を黒い指が、撫で回す




じらすように、乳首には、その黒い指先は触れない



・・・・・・・



(はぁっ。。。はぁっ。はぁっ。)



僕の息は、浅く早くなってくる




ゆっくりと胸元を通過した黒い指先は、
左右に下っていく


「あっ・・・・やっ・・・・・」


両脇下を、サテンの黒手袋の指先が軽く触れる様に
妖しい指使いで
くすぐっていく

「あっ・・・ヤメてっっっ・・はっうっ・・・」


マリアは、無言で脇下から腰のあたりまで
ゆっくりと、黒い指が撫で回す



「はっ・・・・はっ・・・ぐぐぐっ・・くくくっ・・・」



こそばゆい

くすぐられて

声にならない




「はぁっ・・・・・っっっっっあっっっ・・・」





スベスベした触感の黒い指は、
弱い脇腹を、妖しい指使いで
撫で回し続ける


とつぜん


サテンの黒手袋の手のひら全体が
身体に触れる

そして、腹部をゆっくりと撫で回す



腹部を撫で回しながら、黒手袋の手は、下へ下っていく。

僕のズボンの両脇を掴むと、
ズボンをずり下げた

白いブリーフは、そのままに。




すべすべした触感は、再び腹部に触れながら
胸元へ滑っていく。

「はぁっ・・・・・」



気持ちよさに。思わず声が漏れる


黒サテンの手袋の指が、
小指~薬指~中指~人差し指~親指の順に
指の腹で両胸の乳首をなぞる


「はあっっっ・・・あーっっっ」



更に呼吸が上がり、浅くなる
(はっはっはっはっはっっっ)



5本の指が、何度も繰り返し往復して
乳首に触れ刺激する。



恥ずかしい声のトーンが上がっていく



「はあっ・・・あぁぁぁぁぁっ」




マリアは、僕の感じている、恥ずかしい顔を
見ながら、妖しい指使いで、
乳首をくすぐるように
5本の指先で、弄りまくった


((ぼっちゃま・・・かわいい))
マリアのテンションが上がる


黒サテンの手袋の両手が
肩から胸元、腹部と
まんべんなく、大きく撫で回す


僕の身体をサテンのすべすべした感触が
覆っていく


「ぁぁああああっ・・・・はっ・・・・あっーっ・・・・」


さらにトーンが上がり、まるで女声のように
恥ずかしい声をあげてしまう


((やって・・・しまいたい))
マリアもだんだん、のめり込んでいく


坊ちゃんの白いブリーフに
黒い手が迫る


マリアは、脹らんだ股間を握りたい欲望を
ガマンしてブリーフを少しずり下げる。


マリアは
「そろそろ、下半身を刺激するところですが」
「夜のお楽しみにしましょうね」


わざと、心にも無い言葉を口にする



坊ちゃまは、目をつむったまま、横を向き

「ヤメ・・・・ないで・・・・っ」
「お願い・・・マリア・・・・・・」


マリアは、笑みを浮かべた
((キャーッ! ああっ、かわいい。メチャクチャにしたい))



マリアの両手の指が、ブリーフの上から
脹らんでいる逸物をゆっくりした指使いで
くすぐっていく

「・・・・あっ・・・・はあっ・・・・や・・・」


ブリーフが、先端を中心に、濡れていく


ブリーフの両端に両手をかけ、
ゆっくりとブリーフを
ずり下げていった。


股の中央に、まだ成長していない
幼い逸物が。

硬直してその先から
透明な粘液がほとばしっている。





マリアの両手は、心の中の悪魔が
乗り移ったかのように
黒い手袋の手で、股間を包み込む。



左手で、睾丸をやさしく握りながら
右手で、ゆっくりと、坊ちゃんのペニスを弄る

ペニスを弄る黒い手は、固くなっているペニスを
まんべんなく、指を使って握り、揉み込んでいく


マリアの黒手袋の手は、少しずつ
股間を揉み込むスピードを上げていく。

「はぁぁぁっ・・・・・ああっッッッッ・・・・・」

坊ちゃんは、激しく甲高い喘ぎ声をもらした



「あああっ・・・・ああっ・・・はあっっっっっ」





とつぜん、喘ぎ声が止む





ほとばしるように、透明の粘液が噴き出していた



マリアは、粘液の噴き出しを見ても
しばらくの間
ペニスを握り揉みするのを
やめない

((まだ白い物は降りないわね))
((出て来たら、私の物))

心の声が響く



すこし、時間が経つ頃
坊ちゃんのペニスが柔らかくなったところで
ようやく手を止めた




「坊ちゃま、ご満足いただけましたか?」
マリアは、優しく坊ちゃんに問いかける


坊ちゃんは、横を向いたまま、
小さくうなずいた。



「坊ちゃま。一人遊びは、ダメですよ」
「手袋の手が欲しくなったら、言って下さいね」
「いつでも、お遊びのお手伝いを致しますから」


マリアは、坊ちゃんの耳元で、そうささやくと
坊ちゃんに、薄手の毛布をかけた。



「坊ちゃま」
「今夜は、もっと悪い事をする」

「 て・ぶ・く・ろ 」

「用意しておきますわね」




坊ちゃんは疲れたのか
そのまま、眠りに落ちた

(優雅にお昼寝タイム)



END